WEBの繁栄により思う事
近年のWEBの浸透は著しい物があります。ネットビジネスを始めとする新たな視点での労力提供場所となり、ソーシャルネットサービスなどのサービスの広がりによって私たちは遠くに住んでいる人とも様々な形で接点を持つことが可能になりました。オンラインゲームの普及によって娯楽も増え、パソコンやスマートフォンでの時間つぶしには事欠かない時代になったと言えます。いまやWEBはあらゆる面で現代社会とは切り離せないサービスとなっています。ネットビジネスとソーシャルネットサービス、オンラインゲームなどについて記載しましたがWEBは調べものをする際にも有用です。検索サイトで調べたい単語を入力するだけで膨大な量の情報を比較検討することができます。WEBがまだ普及していなかった頃、辞書などを使ったりといった作業で地道に調べ、それでも分からないことが多かった過去に比べると格段に情報を得やすい基礎が出来たと言えます。問題はそうして簡単に得た知識を本当に身につけられるか、です。
よく漢字を覚えるには何度もその漢字を繰り返し書く、そんな覚え方が定石とされていましたが現在は肉筆で書く機会も以前に比べるとだいぶ減りました。機器を使って入力する方法さえ覚えれば漢字の形が朧げでも注釈と記憶にある曖昧な形を元に正しい漢字を入力することは可能です。WEBもパソコン、タブレット、スマートフォン、それらWEBに接続する機器類も今や欠かせない物となっています。だからこそ、便利さに振り回されず本当の意味で使いこなすスキルを求められるという時期にさしかかっています。例えどんなに便利な道具でも、道具に依存して退化していっては本末転倒です。